水資源について考えるトレッキング@Pipeline Trail

(写真お借りしました)

シンガポールは世界でも稀な、おそらく東南アジアでは唯一の(と思われる)水道水が飲める国です。その水をお隣マレーシアから輸入しているのは有名な話で、現在は1日の使用量の約半分を隣国に頼っています。

両国をつなぐ水道管がどんなものなのか、新年が明けた天気の良い日にトレッキングがてら見に行ってきました。


その名も"Pipeline Trail". 

両側にジャングルを残して一本道がずっと続いています。地下には水道管が埋まっているのでその上には何も建てられず、この様になっているのだとか。

私たちは以前登頂したことのあるBukit Timah Hillの麓からCatchment Pathを通ってPipeline Trailに出ました。

ここから北上します。

特に柵でガードされているわけでもないので、この様に登ってみることが可能。見つかったら怒られてしまうのかしら。

直径は身長くらい?かなり大きな水道管が4本。おそらくこの時も水が脈々と流れていたのだと思われます。

多少のアップダウンはありますが、一部丸太を敷き詰めてくれてあったりと、きれいに整備されているので歩きやすいです。

平日だったので空いていますが、休日はマウンテンバイク愛好者も多いので、自転車に気をつけながら歩いてくださいね。

1本道は途中でZhenghua Nature Parkに繋がるのですが、ここではパイプが6本に増えています。さっきの写真(下流)では4本でしたね、、、あと2本分は近くの貯水池にでも流れ込んでいるのでしょうか?

毎日大量のお水を運んでくれてありがとう、の気持ちを込めて、写真撮影。


命をつなぐ水なので、もっと厳重に柵が張り巡らせられているのかと思いきや、誰でも触ったり登ったりできるのですね。

シンガポールは国策として水の自国供給量を上げるべく、ハイペースで取り組んでいます。下水の浄化(Newater)、海水の淡水化などなど。その技術は世界有数で、発展途上国への技術輸出も大きなビジネスになっているとか。

シンガポールでも世界中でも、みんながきれいなお水を使えますように。



今日のトレッキングはここでおしまい。Bukit Panjangまで、約5キロ歩いていました。


この水道管はこのままMandai, Woodlandsを超えて、マレーシアのジョホールバルに続いています。そこまで行くと20キロ以上の良いトレーニングになりそうですが、それはまたの機会に。

帰りにBukit Panjang Hawker Centreで食べたチェンドル。黒糖に似たココナツシュガーがめちゃくちゃ美味しいローカルかき氷を。


今年はトレッキングコースの開発にも力を入れていくつもりです。走れないけど歩きたいって声が結構あるのですよ。


私も歩きたい!ってあなたも、美ジョガーになりたい会?





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美ジョガーになりたい会?

シンガポールで走る楽しさを伝えたい!

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